Before (改善前)

スポット代が小さい製品

産業用機械、専用機械などのカバー製品では、スポット溶接がよく持ちいれられますが、スポット代がチップの径より小さいことがよくあります。チップより小さくなるとスポット溶接をする際にナゲットがはみ出てしまうので見栄えが悪くなります。さらに仕上げが必要になってしまい品質の低下とコストが掛かります。

V

After (改善後)

スポット代が適切な製品

スポット溶接構造の製品を設計する際は、取り付け部品のサイズ、強度を考慮してスポット代の寸法を決める必要があります。一般的にスポット溶接チップの最少径はΦ6なのでスポット代は8ミリ以上必要となります。

POINT(要約)

産業用機械、専用機械などのカバー製品でスポット溶接構造の製品を設計する場合は、溶接強度と共にスポット代も考慮することで安定した製品を作ることができます。