産業用機械・装置カバー.comを運営する株式会社中本鉄工では、社内設備の拡充を行うことで、生産性キャパシティ向上の取り組みを行っています。

2022年8月、新たにアマダ社製ACIESを1台導入することが決定いたしました!
既に2016年に1台導入をしていますが、今回、社内の生産性アップ・工程集約を目的にさらに1台導入することになりました。

▽▽ ※工程集約の効果については下記をご覧ください!▽▽
板金加工の工程集約.COM

なぜ、当社ではACIES導入を行っているのか?

これまで、当社では工作機械メーカー様、電子機器・精密機器メーカー様と数多くのお取引をしてきました。その過程で、様々な部品を手掛けてきており、数メートルの大物から□50mm程度まで幅広い品種への対応力が当社の板金加工における”売り”・”PRポイント”と言えます。

今回、ACIESの導入もこの多種多様な板金加工への対応力強化という点で、導入を決定いたしました。

主に、このACIESの特長は3つあります。

1.5×10材を含む10段のパレット・チェンジャーを搭載。複合加工を72時間連続で無人運転を実現。
2.タップ加工、ドリル加工、開先加工等の工程を1台ですべて完結。サイクルタイムの大幅な短縮を実現。
3.レーザー切断の際に酸化被膜をカット!溶接品質を向上させるだけでなく、作業工数の大幅な削減を実現。

これらの結果、お客様には従来の板金加工用レーザーやタレパンと比較して、工程集約による「コストダウン」のご提案が可能となっています。

特に、多穴・タップ加工・開先加工に加え、形状加工が必要となる板金部品では圧倒的なコストメリットの提供が可能です。従来品のコストダウンを検討中の方には、当社にお問い合わせ頂ければと考えています。工程集約によるコストダウン効果のある、図面に対してご提案をいたします!

どんな製品に最適なの?既にACIESを活用し、加工をしている事例をご紹介!

■ 照明用基板取付板

本板金加工品は、A5052P t1.5 を使用して製作した照明用基板取付板です。タレットパンチプレスにて外形加工後、バリ取り、タップ、ブレーキ、アルマイト処理を行い製作しています。製作数が月産2000ヶ前後と、当社の板金加工品の中では「量産」の部類に入ります。当社では、本製品のような量産での発注があった場合、加工可能ワークサイズであれば、先にご紹介したACIESを活用し、形状加工などを行い、ロボットアームによる自動ブレーキを使用し、全自動での曲げ加工を行うことで、省人化での加工を実現しています。
このようなロット物で曲げ加工を伴う製品もACIES×ロボットベンダーでコストダウン提案が可能です!

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■ 半導体製造装置用センサーブラケット

本板金加工品は、A5052P t1.0 を使用して製作した半導体製造装置用センサーブラケットです。タレットパンチプレスにて外形加工後、バリ取り、ブレーキ、脱脂洗浄を行い製作しております。発注ロットは50ヶ~となっており、当社の板金加工品では量産に分類される製品です。

本加工品はアルミ材を使用していますが、同材質以外にもSS400やSPCC、SUS304(ステンレス)などの鉄製品などへの加工を得意ととしています。お困りの案件がありましたら、お問い合わせください!
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