Before (改善前)

①ケガキを入れて溶接位置を明確にしています。
⇒位置がずれるという問題がありました。

カバー製品の部品を溶接またはスポット溶接する場合、位置がずれないように位置決めをすることが大切になります。通常、溶接位置がずれないようにレーザーを使ってポンチやケガキを入れることが一般的ですが、この方法ではしっかりと位置を固定することができず、位置ずれによる品質の低下が問題となっていました。

V

After (改善後)

溶接またはスポット溶接をする部品にそれぞれダボと呼ばれる凹凸形状を2 箇所つけることで位置決めをします。ケガキで位置を合わせるのとは異なり、位置がずれることが少なくなります。そのため、溶接の精度は格段に向上し、品質向上につなげられます。ダボの凹みが外観上、問題になる場合、表面をフラットにする加工もできます。

POINT(要約)

溶接は職人の腕により品質が大きく異なってしまいます。しかし、その品質も溶接の位置決めや固定方法を加工段階でダボを入れるなどの工夫をすることで安定をさせることが可能です。特に強度が求められる大型の各種産業用機械・装置カバーにおいては、設計段階で溶接位置を固定する方法明確に指示することで、溶接精度を安定させることができます。