Before (改善前)

産業用機械・装置カバー製品では部品の接合時に溶接やスポット溶接がよく使用されます。しかし、その溶接やスポット溶接の指示が明確に示されていないことがよくあります。このような時、複数の溶接作業者が作業をおこなった際に溶接箇所のばらつきが発生し、品質の安定がとれなくなります。また、完成時の見栄えも悪くなるなどの問題も発生しやすくなります。

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After (改善後)

JIS規格にのっとった溶接指示で誰が見ても同じ解釈ができるように明示することが重要です。JIS規格は溶接作業者も等しく理解しております。そのため、このJIS規格で溶接の指示を図面に記すことで溶接作業者が間違えることなく溶接をすることが可能となります。これにより、溶接やスポット溶接の品質が向上し、見栄えも安定します。

POINT(要約)

溶接指示に関わらず、図面の書き方は生産効率に大きく影響します。図面が分かりづらければ、電話などで何度もやり取りをする必要がでてきます。図面は完成するまでずっと後工程に引き継がれていきます。図面の良し悪しが後工程の生産性を決めると言っても過言ではないのです。それだけに、JIS規格などにのっとった図面は重要なポイントとなります。