Before (改善前)

産業用機械、装置カバーでは溶接ナットが多様されます。溶接ナットの下穴径の指示が上記の表のような指示の場合、通常の溶接ナットを使用するため位置ずれが発生する問題があります。また、ナットの位置決めにも時間が掛ります。

V

After (改善後)

パイロット付ナットの下穴表

ナットを溶接する場合、パイロット付溶接ナットを使用することで溶接時の位置ずれの問題が解決します。上記の表に示す下穴径で設計することで安定した製品ができます。ナットのサイズはM4からM12まであり、鉄生地、ステンレスもあります。

POINT(要約)

カバー等にナットを溶接する場合パイロットなしのナットでは裏側よりサラビスや位置決めピンなどを使い下穴のセンターだしをして溶接しなければなりません。パイロット付ナットを使うことで品質向上だけでなくコストも抑えられます。